新作映画「デュオ~1/2のピアニスト~」のご紹介

数年ぶりの記事となります。
いきなりですが、2月28日公開予定の新作映画「デュオ ~1/2のピアニスト~」のご紹介です。ご縁を頂き公開前に視聴することができましたのでぜひ記事にしようとと思います。

フランス映画です。二人の双子姉妹がピアニストを目指し、ドイツのカールスルーエ音楽大学に入学するも、難病を発症し道半ばで諦めかけて・・・という実話をもとにした作られた映画です。内容は上記予告YouTubeをご覧いただければと思いますが
途中出てくる曲目や演奏が非常にリアリティに表現されており、音大生(特に欧州留学生)あるあるがちょくちょく見受けられ嬉しくなりました。

映画を評価する視点は十人十色ですが、私個人として特に印象に残った点は
ベートーヴェンのピアノソナタ月光第3楽章を演奏するシーンで
先生のアドバイスの前後で演奏がまさにアドバイス通りに変化していた点です。

当たり前と言えば当たり前ですが、その道の方がしっかりと音楽指導・監修している点にとても共感が持てました。

そしてやはり何といっても実話をもとに作られた映画ということで
全てに圧倒的な説得力がありました。
もちろん、レッスン室が大学のホールだったりと映画ならではの演出はいくつか見られましたが、その点は大衆向けとしては見栄えもするのでそれほど抵抗感はなかったです。

これ以上書いてしまうとネタバレの恐れがありますので映画の感想はこの辺で。

これまでこの双子のピアニストのことは存じ上げていなかったのですが
来日した際にはぜひ聴きに行きたいと思います。

その前にぜひ映画館に足を運んでみてください!