ピアニスト梯剛之さんが、2017年7月1日(土)東京都東久留米市
社会福祉法人下里しおん保育園(東久留米)で演奏しました。
しおん保育園は、JR武蔵野線「新秋津駅」より
バスと徒歩で15分ほどのところにあり
その名前の通りキリスト教系認可保育園として長い歴史を誇っています。
保育園の建屋は独創的な作りで、子どもたちの好奇心をくすぐります。
また、中庭には蛙が生息する池や草木が生い茂り、
東京とは思えないほど自然豊かな環境です。
自然体験や造形体験、音楽、食事、遊びなどを大事にし
「子どものときにしかできないこと」を沢山経験させることに
重きを置いているように感じました。
(蛇足ですが、もしも自分が子どもなら、勉強重視の保育園よりも
こういう保育園に通いたいと思いました。)
さて、今回のコンサートのテーマは「パリの風」。
ドビュッシーやショパンなどパリに縁のある作曲家を並べ
曲間には梯さん自身のパリの体験を語りながら演奏。
前半は、ショパンの即興曲、そしてドビュッシーのベルガマスク組曲。
後半はショパン、ピアノソナタ第2番「葬送」
普段なかなかコンサートに通うのが難しいお年寄りの方々や、
小さなお子様連れの親子など、総勢130名のお客さんが演奏に耳を傾けていました。
今回で5回目の出演となる梯さん。早速来年の出演も決まりました。
楽屋にいたねこちゃん達。
動物好きの梯さんは、嬉しそうに猫ちゃんたちを撫でていました。