【子どもに伝えるクラシック】梯剛之さん in 練馬区大泉第三小学校

2016年6月11日(土)、東京都練馬区立大泉第三小学校にて「子どもに伝えるクラシック」学校訪問コンサートが行われました。今年は3月の沖縄市立美里中学校
以来3回目。

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当コンサートは、大泉第三小学校道徳授業地区公開講座として開催され、1年生から6年生の全校生徒(約616名)に加え、保護者、地域の方々など100名を超える方々に
お越し頂きました。

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リハーサル中の梯さん。
「こどもたちに、コンサートホールでは味わえない臨場感を」
と増田校長先生のアイディアにより、
ピアノを体育館の真ん中に配置し、その周りに子どもたちが座るよう
舞台設定しました。

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暑さ対策のため、窓やドアは開けたまま本番に臨むことに。

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窓が開いていたため、いつの間にか珍客(鳩)が入り込むハプニング。
冒頭のトルコ行進曲を最後まで静かに聴いてから、飛んでいきました。
(音楽好きな鳩?)

【プログラム】

モーツァルト/トルコ行進曲
ベートーヴェン/悲愴 第1楽章
ショパン/子犬のワルツ
ショパン/幻想即興曲
チャイコフスキー/「四季」より1月

ベートーヴェンが耳が聞こえなくなり苦しんだこと、友人を戦争で亡くしたショパンの悲しみなど、一曲ごとに梯さんの丁寧な解説があり、子どもたちもより具体的に
音楽を感じていた様子でした。

恒例の質問コーナーでは、沢山の子が手を挙げて思い思いに質問。
小学一年生の男の子は、緊張のせいかマイクを持った途端に
質問内容を忘れちゃう場面もありましたが、その後思い出してしっかりと
質問していました。
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どうやったらピアノが上手になるのですか?
という質問に、
「上手くなっているのか、下手になっているのか自分でもわかりませんが、
頑張れるときは沢山頑張って、でも疲れたらちゃんと休んで、
それを繰り返しやればいいんだよ」

と答えていた梯さん。

子どもだけでなく、保護者の方々も多く頷いていた様子でした。

次回の「子どもに伝えるクラシック」学校訪問コンサートは
7月1日山形県川西町立川西中学校を予定しております。