子どもに伝えるクラシック in 沖縄

2016年3月10日(木)沖縄市立比屋根小学校、3月15日(火)沖縄市立見里中学校
にて、梯剛之さんの学校訪問コンサートが行われました。
DSC_0147

これは、梯剛之さんが2013年に立ち上げた団体「子どもに伝えるクラシック」と
沖縄市文化観光課のタイアップで実現しました。

※子どもに伝えるクラシックは、梯剛之さんが自身の演奏を通じ、
日本国内外の子どもたちにクラシック音楽の素晴らしさを伝え、こころ豊かに
育って欲しいと希う強い気持ちから設立した非営利活動任意団体です。
【公式Web】
www.classic-for-children.org
DSC_0142
(リハーサル中の梯さん、美里中学校体育館)

比屋根小学校 対象 全校生徒 約750名
美里中学校 対象 1,2年生+保護者 約600名

【演奏曲目】

子犬のワルツ(ショパン)
幻想即興曲(同上)
楽興の時第3番(シューベルト)
トルコ行進曲(モーツァルト)
※美里中学校では全楽章を演奏しました。

プログラムは耳なじみの曲を揃え、子どもたちも普段中々聴くことの少ない
生の音に耳を傾けていました。
比屋根小学校では、梯さんの伴奏で全校合唱「ビリーブ」を歌いました。

DSC01375
(比屋根小学校の様子)

梯さんへの質問コーナーでは、

「目が見えないのにどうやって練習するのですか?」
「ピアノが嫌になったことはないですか?」
「何か壁にあたったときに乗り越えるにはどうしたらいいですか?」

などの質問があり、梯さんが丁寧に答えていました。

最後に児童代表の6年生から
「卒業を前に梯さんの演奏を聞けて良い思い出になりました。
また、比屋根小学校のみんなもこれから頑張って行けると思います。
ありがとうござました!」
と、お礼の挨拶がありました。

~子どもに伝えるクラシックの今後の予定~
2016年は、東京都練馬区、群馬県安中市、山形県米沢市などでの
学校訪問コンサートが予定されております。

~子どもに伝えるクラシックのこれまでの歩み~

前身は梯剛之の願いから発足した「子供に伝えるクラシックDVD制作委員会」
プロジェクト(2005年10月~2013年3月)で、各界からのご協力をいただき、
梯剛之自身の演奏と語りによる楽曲と作曲家を紹介するDVDを制作、日本全国の
小学校および特別学校24,000校に無償配布をした団体です。制作委員会は既に目的を達し2013年に解散しましたが、同年、制作委員会の残金・物品(DVD、書籍他)を引き継ぎ、“子どもに伝えるクラシック”を設立、形を変え活動を継承しました。