梯 剛之ピアノTakeshi Kakehashi

(レギュラーレッスンは行っておりません。マスタークラスのみ)

1977年8月2日、音楽家の両親のもと東京に生まれる。小児癌により生後1ヵ月で失明するが、音楽を聞かせると泣きやみ、メロディーを正確に再現した。玩具がわりにピアノに親しみ、4才半よりレッスンを始める。佐々木弥栄子、高岡慶子、阿部美果子氏に師事。
90年八王子市立中山小学校卒業と同時にウイーン国立音楽大学準備科に入学、同年再び眼に悪性腫瘍を患い帰国し手術するも、翌年勉強を再開。主にエリザベート・ドヴォラック=ヴァイスハール教授に師事。

94年チェコの盲人弱視者国際音楽コンクール、ドイツのエトリンゲン青少年国際ピアノコンクール(Bカテゴリー)で参加者中最年少優勝、豊かな音楽性を認められる。95年アメリカのストラヴィンスキー青少年国際コンクール第2位。97年村松賞受賞。98年ロン=ティボー国際コンクール(パリ)第2位およびSACEM賞(リサイタル賞)、シュピオンボノー財団賞受賞。99年都民文化栄誉章、出光音楽賞、点字毎日文化賞を受賞。2000年ショパン国際コンクールワルシャワ市長賞受賞。

これまでにプラハ交響楽団、国立サンクトペテルブルク交響楽団、フランス国立管弦楽団、ドレスデン歌劇場室内管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラ、スロバキア・フィルハーモニー、仏国立ロアール管弦楽団、オストロボスニア室内管弦楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団など数多くのオーケストラでソリストを務める。指揮者では小澤征爾、ジャン・フルネ、ガリー・ベルティーニ、ユベール・スダーン、アラン・ギルバート、小林研一郎、ゲルト・アルブレヒト、ファビオ・ルイージ、ダニエル・ハーディング他と共演、ライプツィヒ弦楽四重奏団とも重ねて共演している。

これまでに国内はもとより、オーストリア、ドイツ、チェコ、スロバキア、フランス、イタリア、ロシア、スウェーデン、アメリカ、韓国、タイ、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、ベネズエラ他で演奏。2014 年7 月サラエボにて、「世界平和コンサートへの道」公演で、柳澤寿男指揮バルカン室内管弦楽団 と、モーツァルト:ピアノ協奏曲第13 番を共演。

NHK「芸術劇場」、「クラシックアワー」、「N響アワー」、「毎日モーツアルト」、「ぴあのピア」、テレビ朝日「徹子の部屋」等テレビ、ラジオ出演も多い。
ソナーレ・アートオフィス、キングレコード、アートユニオン、アゴラ(伊)、毎日クラシックスより、モーツァルト、ショパン等、計10枚のCDをリリース、「ピアノ・リサイタル2013」SONARE1023 は「レコード芸術」誌で特選盤、「ピアノ・リサイタル2014」SONARE1027 は同誌準特選盤に選ばれた。

赤木 舞ピアノMai Akagi

大阪生まれ。府立生野高校卒業後、渡米。ロチェスター大学イーストマン音楽学校ピアノ専攻卒業、同大学院修士課程修了。東京芸術大学大学院博士課程修了(学術博士)。

在学中より、2度のソロリサイタル、レクチャーリサイタル、室内楽等の演奏活動を行い、99年にはニューヨーク・カーネギーホールにてソロ演奏を行う。また、アーカディ音楽祭、ニューヨーク国連本部において日米親善演奏、アスペン音楽祭(アメリカ・コロラド州)、ホーランド・ミュージックセッション(オランダ)等の音楽祭に参加、演奏会に多数出演。日本音楽教育連盟オーディション入賞。2002年に帰国後、すみだトリフォニーホールにて帰国記念ソロリサイタルを開催、好評を博す。2004年には中国四川省成都にてヴァイオリニストJenny Zhen氏と共に招聘演奏を行い、各紙に取りあげられる。

これまでに、ピアノを入間裕子、中村悦子、笠原咸子、ベリー・スナイダー、ジョン・ペリー、オクサナ・ヤブロンスカヤ、ナターリア・アントノーバの各氏に師事。

近年では、演奏活動と共にアートマネジメント・文化政策の研究に取組んでいる。専門は舞台芸術マネジメント論。また、小中学校や病院での演奏・企画等の地域音楽活動にも積極的に携わっている。現在、昭和音楽大学講師。(一財)地域創造「公共ホール音楽活性化事業」コーディネーター。

田中 恭子ピアノKyoko Tanaka

桐朋学園大学卒業、同大学アンサンブルディプロマ修了。在学中、桐朋学園大学同窓会より奨学金を授与される。ピアノを紅林こずえ氏に、チェンバロを有田千代子氏に、室内楽を故・ゴールドベルク山根美代子、C.イヴァルディの各氏に、コレペティトールをミラノスカラ座指揮者D.マッツォーラ氏に師事。

バイロイト国際青年芸術祭、富山室内楽フェスティバル、京都フランス音楽アカデミー等に参加。桐朋学園大学嘱託演奏員を経て、現在ソロのほか室内楽、声楽・器楽の共演ピアニストとして国内外の音楽家と共演を重ねている。東京室内歌劇場器楽会員。

田淵 紗恵子ピアノSaeko Tabuchi

神奈川県相模原市出身。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。ドイツにてユーロミュージックフェスティバルライプツィヒに参加。モスクワ音楽院教授M.ヴォスクレセンスキー氏の公開レッスンを受講。
大学卒業後、編曲を始める。ピアノデュオtaburina-hirarinaのsecondoと編曲を担当し、2015年ヤマハ音楽振興会より将来の活躍が期待できる若手演奏家として音楽活動支援の対象に選出され、銀座ヤマハホールやコンサートサロンにてリサイタルに出演。講評が静岡新聞、音楽現代、月刊ショパンに掲載される。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン丸の内エリアコンサート、ピティナ公開録音コンサート等に出演。音楽を身近に感じられる「ちいさなコンサート」を毎年開催。
編曲したピアノ連弾作品が、ピアニスト秦はるひお薦めシリーズとしてミュッセより出版され、度々売り上げ1位にランクイン。「2人のピアニストのためのブルクミュラー」「2人のピアニストのためのトルコ行進曲」他。
2010年~2018年、ヤマハ音楽教育システム講師として幼児から大人までのグループレッスン・個人レッスンを担当し、ピアノ、エレクトーン、ソルフェージュ、作曲などの指導にあたる。 ヤマハピアノグレード3級、指導グレード3級、エレクトーングレード5級、中学校教諭一種免許状、高等学校教諭一種免許状(音楽)取得。
これまでにピアノを小谷初音、高柳朗子、三上桂子、エレクトーンを古賀かおり、室内楽を林達也、徳永二男の各氏に師事。

稲田 俊介ピアノShunsuke Inada

北海道出身。道立北広島高校卒業。数々のコンクールで優勝または上位入賞。高校卒業後ウィーンへ留学。ウィーン国立音楽大学でエリザベート=ヴァイスハール教授に師事。また室内楽をウィーンフィル第一ヴァイオリン奏者ヘルムート=プッフラー教授に師事。

2014年、幼児音楽専門教育「森の音楽館」を立ち上げる。
東京音楽院 Konservatorium Tokyoディレクター。
「子どもに伝えるクラシック」運営委員としてピアニスト梯剛之氏とともに全国の学校で訪問コンサートを行っている。

田中 亜由ピアノAyu Tanaka

桐朋女子高等学校音楽科卒業。桐朋学園大学音楽学部入学後渡欧。ウィーン市立音楽院を優秀な成績で卒業。

2003年、2004年、ディヒラーコンクールにて2位、3位を受賞。ウィーン・ベーゼンドルファーホールにて受賞者コンサートに出演。また2005年には校内選抜によりエリカ・チャーリー奨学金を授与される。
ベストプレイヤーズコンサートや現代曲のセミナーにてオーケストラ内のピアニストも務めるなど数々のコンサートに出演。オーストリア国内の他、ドイツでも講習会に参加しディプロムコンサートに出演するなど研鑽を積む。
在学中にはソロはもとよりヴァイオリンを始めチェロ、コントラバス、フルートの伴奏を務めるなど室内楽の活動にも積極的に取り組む幅広い活動を展開。

これまでに村田槇子、三輪郁、高良芳枝、二宮裕子、N・フローレス、K・バルトの各氏に、室内楽をアルテンベルクトリオ、M.ホルンシュタイン氏らに師事。

新井 千晶ピアノChiaki Arai

長野県駒ヶ根市出身。
国立音楽大学附属高等学校音楽科を経て、同大学音楽学部演奏学科鍵盤楽器専修卒業。同時にアンサンブル・ピアノコース修了。
ソロ・室内楽演奏会、卒業演奏会、コース修了演奏会等に出演。国内外研修奨学金、福島育英会海外派遣奨学金を受け草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル、仏ムジークアルプ夏期国際音楽アカデミー、モーツァルテウム夏期国際音楽アカデミーに参加し、Christopher Hinterhuber、Marcel Baudet、Jean-Marie Cottet、Andreas Frölichの各氏のレッスンを受講。

これまでに、ピアノを横前典子、米持隆之、堀田万友美の各氏に、伴奏法を河原忠之氏に師事。現在、国立音楽大学大学院奨学金を受け同大学院修士課程器楽専攻伴奏コースに在籍、花岡千春氏に師事。

吉野 駿ヴァイオリンShun Yoshino

ジュリアード音楽院(予科)、桐朋学園大学などで学ぶ。その後、オタワ国立芸術センター管弦楽団、San Francisco Academy Orchestra等で研鑽を積む。これまでにクールシュベール国際音楽アカデミー、桐朋学園大学・ソウルメトロポリタンユースシンフォニー交流演奏会、ニューヨークSMF、プロジェクトQ、JTが育てるアンサンブルシリーズ、京都・国際音楽学生フェスティバル、アフィニス夏の音楽祭等に出演。全日本学生音楽コンクール等で入賞。これまでに田中直子、辰巳明子、高木和弘、堀正文、Daniel Carlsonの各氏に師事。

池田 開渡ヴァイオリンKaito Ikeda

北九州市出身。2才よりヴァイオリンを始める。東京音楽大学付属高校を経て同大学卒業。
2003年オストヴェスト音楽祭(オーストリア)参加。ディプロマ取得。ウィーンでの修了演奏会に出演。第57回、61回全日本学生音楽コンクール全国大会入選。第5回大阪国際音楽コンクール、エスポワール賞受賞。第45回 北九州芸術祭クラシックコンサートにて、グランプリ、福岡県知事賞受賞。2009年~2014年、バイエルン州立青少年オーケストラ(ドイツ)にヴィオラ首席として招聘され冬季演奏旅行に参加。
これまでに九州交響楽団、湧き上がる音楽祭祝祭管弦楽団などと共演。ヴァイオリンを景山誠治、木野雅之両氏に師事。2012年~2014年東京音楽大学芸祭フィル指揮者。コンサートをはじめ、小学校での芸術鑑賞教室やレコーディングなどでオーケストラを指揮。指揮を佐藤宏充、時任康文両氏に師事。2016年、ピトレ弦楽奏団1stアルバムCD「陽だまりの公園」をリリース。同年7月には、福岡ドームにてソフトバンクホークスの公式戦で国歌を演奏。
現在、シェルム弦楽四重奏団、ピトレ弦楽奏団メンバー。おーけすとら・ぴとれ座座長。演奏活動に留まらず、演奏会の企画運営、トイ楽器の製作など幅広く活動しており、東京スカイツリー展望シャトル内楽曲のプロデュース、演奏も手がけている。インドネシア国立芸術院客員教授。

山室 牧子ヴァイオリンMakiko Yamamuro

幼年期をアメリカで過ごす。東京音楽大学付属高校、東京音楽大学卒業、ライプツィヒ国立演劇音楽大学、ベルリン芸術大学‘ハンスアイスラー’留学、東京音楽大学大学院研究科修士課程研究生修了。
ヴァイオリンを田中千香士、久保陽子、景山誠治、荒井英治、大谷康子、カミラ・ウィックス、アンナ・スタルノフスカヤ、ローランド・バルディーニに師事。
オランダにてヴィクトール・リーベルマン、イタリアにてフランコ・グッリのマスタークラスで師事し研鑽を積む。ドイツではミュンヘン、ベルリン、ポツダム、イタリアではフィレンツェ、ローマにて室内楽、アウグスブルグにてブランデンブルグ協奏曲のソロを演奏。
13年の欧州活動を経て帰国後、大使館コンサートや室内楽、レコーディング等を中心とした演奏活動を行う。また後進の指導にも力を入れている。

荒井 美幸フルートMiyuki Arai

洗足学園短期大学、昭和音楽大学を経て、2003年ウィーンへ渡る。ウィーン国立音楽大学器楽教育学学士課程卒業、同大学院修士課程修了。

バロックから現代即興音楽、劇中音楽、タンゴなど様々なシーンでウィーンを中心に活動をしてきた。2010年11月、自身の所属していたアンサンブル・タンゴカンパニーウィーンがウィーン楽友協会ブラームスホールにて演奏会を行う他、2012年8月 にはオーストリアのバードアオスゼーにて行われたウィーン国立歌劇場バレエ団の 公演、『Begegnung in Aussee,アオスゼーでの出会い』に出演。

2013年に帰国し、現在は東京音楽院フルート科主任講師、幼児専門音楽教育「森の音楽館」主任講師、フルーティストとドイツ語通訳として活動中。

田山 萌絵フルートMoe Tayama

市川市出身。東京藝術大学卒業。同大学院修了。学部在学中に、平成18年度文化庁派遣在外研修生としてウィーン国立音楽大学留学。

びわ湖国際フルートコンクール高校生部門第1位、全日本学生音楽コンクール高校の部東京大会第1位、市川新人演奏家コンクール最優秀賞を受賞。
2010年室内楽にてウィーンフィル首席奏者のW. トムベック氏、C. ホラーク氏と共演。

現在、オーケストラや室内楽などで幅広く活動するほか、後進の指導にもあたる。茨城県立水戸第三高等学校音楽科非常勤講師。

菊地 麻利絵サックスMarie Kikuchi

神奈川県立弥栄東高等学校音楽コース(現・弥栄高校芸術科)を経て、東京音楽大学卒業。大学在学中成績優秀者と認定されリサイタル試験受験資格を獲得。東京音楽大学100周年記念ホールにてソロリサイタルを開催、合格。卒業時学校主催卒業演奏会、第10回サクソフォーン新人演奏会、神奈川新人演奏会に出演。後渡仏。セルジーポントワーズ音楽院にて室内楽を審査員満場一致の金賞、ソルフェージュ、アナリーゼ、和声学で最高評価のトレビアンを獲得、サクソフォーン科を審査員満場一致の金賞、及び特別賞を得て首席で卒業。

第17、18回浜松国際管楽器アカデミーにてジャン=イヴ・フルモー氏のクラスを受講。第6回横浜国際音楽コンクール大学の部第3位。第18回KOBE国際音楽コンクールC部門(大学・一般)において優秀賞、並びに神戸市民文化振興財団賞受賞。第7回ナント国際サクソフォーンコンクール第1位受賞(フランス)。第34回日本管打楽器コンクールセミファイナリスト。第1回日本奏楽コンクール室内楽部門において第1位を受賞、管楽器部門において第2位、併せて邦人作品賞を受賞。平成27年度海老名文化大賞受賞。平成28年度瀨木博尚記念芸術文化振興会短期海外研修奨学生。これまでにサクソフォーンを村松功介、石渡悠史、小串俊寿、波多江史朗、ジャン=イヴ・フルモーの各氏に、室内楽を中村均、小串俊寿、波多江史朗、マリリーズ・フルモーの各氏に師事。

サクソフォーンアンサンブル「Carbuncle Sax」ソプラノサクソフォーン奏者、独立行政法人国際機構JICA東京地域国際協力サポーター「SDGs吹奏楽団」サクソフォーン奏者。またソニーミュージックエンタテインメント主宰「STAND UP!CLASSIC」登録アーティストとして活動。BSフジテレビレギュラー番組「世界の音楽 ハロー!クラシック」に出演。
現在東京音楽大学非常勤助手。

梯 孝則ヴィオラTakanori Kakehashi

1943年福岡県久留米市にて生まれる。小学校の授業で木琴に触れ、音楽に目覚める。木琴の師を探したが見つからず、やむなくヴァイオリンを習い始める。高校1年の時に音楽科を目指し上京。東邦音大付属高校で学びつつ夜はタンゴバンドでアルバイトをする。国立音大在学中にヴィオラの魅力にとりつかれる。

東京都交響楽団に入団後、1967年N響に移籍。

2003年めでたくN響を定年退職。その後もN響団友オーケストラ。東京室内管弦楽団、古典音楽協会、アカンサスII団員としてヴィォラを弾き続けている。

分玉絢子在ウィーン現地研究員
合唱指導 声楽 ソプラノ歌手
Ayako Bungyoku

(レギュラーレッスンは行っておりません。マスタークラスのみ)

兵庫県出身。4歳からクラシックバレエ、5歳よりピアノを始める。兵庫県立西宮高校音楽科ピアノ専攻を卒業後声楽に転向、神戸女学院大学音楽学部声楽専攻を首席で卒業。卒業時にクラブ・ファンタジー賞受賞。関西二期会オペラスタジオ本科修了。2008年より渡欧し、ブルゲンラント州立ヨーゼフハイドンコンセルヴァトリウム、ソロコンサート科及び声楽教育科、ウィーン教会音楽学校に在籍し、ディプロムを取得。2011年より、ウィーン国立音楽大学器楽(声楽)教育課程声楽科、音楽教育課程、楽器教育課程に在籍し、声楽をユディット・コペツキー氏 (Judith Kopecky) に師事。また、リート・オラトリオ科において、ワルター・ムーア氏 (Walter Moore)に師事。 2015年、ウィーン国立音楽大学より、EU奨学生として、ベルギー、レメンス音楽院に留学し、リーヴェ・ヤンセン氏 (Lieve Jansen) に師事。2015年ブルガリアにて行われた、リヒャルトシュトラウス国際歌曲コンクールにおいて第3位、ウィーンオペレッタコンクール特別賞など、国内外のコンクールで入賞。2016年より神戸女学院大学めぐみ会一般奨学生。

2015年より、オーストリア・ウィーンの聖ロフス教会、聖マルクス教会の合唱指揮者に就任、また、ウィーン国立音楽大学において難民のこども合唱団を指導している。研究分野は「こども、青少年の発声」で、ウィーン少年合唱団をはじめ、ウィーン国立音楽大学少年少女合唱団などで、発声指導も行っている。2014年、2016年、ウィーン国立音楽大学「こども大学」において、アミーラ・エル  ハマラヴィ教授 (Amira El-Hamalawi) のアシスタントを務める。

声楽をこれまでに、松本幸三、若本明志、米田喜史子、ユーリー・コメンコ(Yuly Khomenko)、ユディット・コペツキー(Judith Kopecky)、リーヴェ・ヤンセン(Lieve Jansen)、ヒルデガルト・ベーレンス(Hildegard Behrens)、エディット・マティス(Edith Mathis)、リート・オラトリオをワルター・ムーア(Walter Moore)、ノーマン・シェトラー(Norman Shetler)、オペレッタをヴォルフガング・ドッシュ(Wolfgang Dosch)の各氏に師事。

楢崎まさひろバス・バリトンMasahiro Narazaki

(レギュラーレッスンは行っておりません。マスタークラスのみ)

東京都出身。都立日比谷高校卒業。東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。(2003年)卒業後、ザルツブルグ、ウィーンに留学。
2004年、2005年のザルツブルグ、モーツァルテウム音楽院サマーアカデミーにて成績優秀者によるアカデミーコンサートに出演し、シューベルトの歌曲を発表した。
2008年から2013年まで、ウィーンを本拠にしてフリーの声楽家として多岐にわたる活動。2013年11月から東京、千葉に拠点を移し、オペラ、歌曲、宗教曲、現代曲、子供の歌を歌っている。
声楽を誉田昭宏、勝部太、W.スラッバート、K.オブラッサーに師事。ドイツ歌曲演奏法、解釈をN.シェトラーに師事。プロテスタント宗教音楽にT.ロイター氏の下で取り組む。
浦安音楽家協会会員。品川区メイプルカルチャーセンター講師。また、声楽個人レッスン、合唱指導にも力を注ぐ。
品川区旗の台にて「スタジオリンデ」を運営。

中西 勝之バリトンKatsuyuki Nakanishi

東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院オペラ科修了。大学院在学中にイタリア・ミラノ、オーストリア・ウィーンに留学、声楽を平野忠彦・佐野成宏に師事、日本声楽アカデミー会員。第27回イタリア・モンテプルチアーノ国際芸術祭にてロッシーニ作曲「チェネレントラ」ドン・マニフィコ役、ルチアーノ・シャイー作曲「許婚」チャブコフ役、メノッティ作曲「電話」ベン役。NHK-FM放送「名曲リサイタル」に2度出演
国際ベルヴェデーレ・オペラ・オペレッタ・コンクール日本代表に選出、ABC新人コンサート出演 大阪ザ・シンフォニーホール、日生劇場国際ファミリーフェスティバル ニノ・ロータ作曲「アラジンと魔法のランプ」指輪の精役で出演。日本クラウンよりCD「カタリ・カタリ」をリリース。

2007年度よりミュージカル俳優として 宮本亜門 演出 市村正親・大竹しのぶ 主演「スウィニー・トッド」ピレッリ役、山田和也 演出 鹿賀丈史 主演「ジキル&ハイド」サベージ役、宮本亜門 演出 アーメイ 主演 ミュージカル「トゥーランドット」、宝田明 主演 ミュージカル「タイタニック」、鹿賀丈史 主演 ミュージカル「シラノ」、宮本亜門 演出 戸田恵子・石丸幹二 主演「サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ」、広井王子 脚本AKB48 主演AKB歌劇団「∞インフィ二ティ」、安蘭けい 主演「フランク&フレンズ」「MITSUKO」コンサートヴァージョン、大沢たかお・杏 主演ミュージカル「ファントム」、V6坂本昌行 主演「マイワン&オンリー」、中川晃教 主演「プロミセス・プロミセス」コンサートヴァージョン、市村正親 主演「スクルージ」、V6(坂本・井ノ原・長野)主演「オン・ザ・タウン」、2015年「レ・ミゼラブル」新演出版 司教役で出演。

茂木 真由美ソプラノMayumi Mogi

武蔵野音楽大学音楽学部声楽学科同大学院音楽研究科声楽専攻修了。選抜学生によるコンサート、卒業演奏会に出演のほか、第79回読売新聞社主催新人演奏会、第38回千葉県支部新人演奏会、日墺文化協会主催フレッシュコンサートに出演、奨励賞。本学オペラコース試演会≪ドン・ ジョヴァンニ≫ドンナ・アンナ役で出演。第20回日本クラシック音楽コンクール 地区本選会 声楽部門 一般の部 優秀賞受賞、全国大会 入選。文化庁委託新進芸術家育成事業《友人フリッツ》カテリーナ役で出演。第4回東京国際声楽コンクール 入選。母校オーケストラ部30周年記念演奏会にて第九ソリストを務めた。F.P.トスティ歌曲オーディション合格者によるマスタークラス受講、ディプロマ取得。第3回ウィーンオペレッタコンクール入選及び入賞者コンサート出演。第4回ウィーンオペレッタコンクール第3位(最高位)、他多数受賞。二期会オペレッタ研究会所属。
また、定期的にDieTaubenpostドイツ歌曲演奏会に出演、地域の合唱団の演奏会にゲスト出演、介護老人施設にてコンサートに出演、小学校 、中学校に合唱指導も積極的に行っている。このように音楽活動の幅を広げている。

梅園 絵美子ソプラノEmiko Umezono

桐朋学園大学卒業、桐朋学園大学研究科三年次修了
二期会オペラ研修所マスタークラス修了
ウィーン留学
第6回 横浜国際音楽コンクール審査員特別賞受賞
コンヴィチュニーオペラアカデミー、モーツァルト〈魔笛〉夜の女王役合格
近年では信州国際音楽村モーツァルト〈劇場支配人〉マダムヘルツ役、神奈川県民ホール黛敏郎作曲オペラ〈金閣寺〉の母、女、有為子の三役カヴァー
バッハ〈カンタータ51番〉のソリストとして東京都交響楽団首席奏者のアンサンブル、〈第九〉ソリストとして東京交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団など多数のオーケストラと共演
東京・春・音楽祭マラソンコンサート出演など
オペラ公演やコンサート等で活躍
二期会会員

今野 広樹ボーカリストHiroki Konno

1988年1月にシャンソン歌手として東京でデビュー。ライブハウス、コンサート、ディナーショーと幅広く活躍。 1993年度日本シャンソン協会主催のシャンソン・コンクールにおいて歌唱賞を受賞。
1994年10月よりハリウッドのMUSICIANS INSTITUTEに入学。ボーカル・インストラクターになるための特別なトレーニングを受け首席で卒業。1995年からロサンゼルスで音楽活動を開始。
同時にボーカル教室を立ち上げボーカルレッスンも始める。1997年に "Miracle of Love"、2003年に"I Wish You Love"二枚のCDを発表。
20年間のアメリカ生活の後2015年日本に帰国。現在は東京を拠点にボーカリスト・ボーカルインストラクターとして精力的に活動を続けている。
ボーカリストの為の英語発音矯正や英会話も教えている。