梯剛之さんが、少年院「有明高原寮」で訪問コンサートを行いました。~子どもに伝えるクラシック~

ピアニスト梯剛之さんが、長野県安曇野市にある少年院「有明高原寮」で
訪問コンサートを行いました。

以下、子どもに伝えるクラシックより転載。

8月8日 少年院「有明高原寮」(長野県安曇野市)で訪問コンサートを
行いました。
有明高原寮は、初等、中等少年院が併設されており
比較的軽度の更生が必要な少年(男子)が収容されています。
また、全国で唯一塀の無い少年院としても有名です。

この有明高原寮で、音楽を担当する西山先生は
「音楽を通して少年たちの更生を」と、長年大変熱心に取り組んでおられます。

リハーサルのために会場に入ると、まず飛び込んできたのは
少年たちが作ってくれた大きなウェルカムボード。

(左は音楽担当の西山先生)

この日は、少年たちの他、地域の方々にもお越し頂きました。
入場から、少年たちによる合唱で向かい入れられ、そして梯さんによるピアノ演奏
その後、梯さんの伴奏で少年たちと一緒に「ビリーブ」の合唱。

コンサートは、梯さんのピアノ演奏、少年たちの合唱と
まさに音楽のキャッチーボールが行われました。

質問コーナーでは、少年たちから沢山の質問が寄せられ、梯さんのユニークな答えに少年たちからも笑みがこぼれていました。

そして最後は、みんなで手を取り合って「ふるさと」を大合唱。
音楽の素晴らしを改めて実感できた貴重な時間でした。

西山先生をはじめ、コンサートの準備運営など、細かなサポートをして頂いた
少年院の教官の方々へ、この場を借りて厚く御礼申し上げます。